風呂上りにはじめた中国語のピンイン
私は機械部品メーカーに勤めるサラリーマンです。会社は中国の東莞市に工場進出し
ており1年の内90日くらいは東莞に出張しています。傍から見ればさぞや中国語がし
ゃべれるのだろうと思われていますが実はさっぱりなのです。東莞の工場には通訳がい
て私の東莞での仕事には中国語が必要ではないのです。レストランに行ってもメニュー
にある料理の写真を指すだけで中国語で注文さえできないもどかしさです。
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最近どうしても中国語が話したい状況
が生まれてきたので基礎から勉強しよう
と思い立ったのです。でも仕事や付き合
いが忙しく教室に通えません。以前にも
中国語教室に通っていたのですが週3回
の授業に1回欠席し、そして2回と欠席
するうちに、面白くなくなってやめたこ
とがあります。
東莞工場に駐在している中国語の堪能
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中国東莞工場本館前で
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な同僚に相談したところ「skype でやれよ」というので yahoo や google で検索して
いくうちに DX Chinese さんと縁ができたのでした。大木さんから「無理をしないで、
そして真剣に勉強してください」と言われ私が一番リラックスできる土曜日の夜8時か
ら週1回のレッスンを始めることにしました。風呂上りにピンインの学習から始めるの
です。そして先生の音を録音して毎日中国語を聞くことが重要な“任務”となったわけ
です。また大木さんは「CDでも中国語は勉強できるのですよ。でもCDと私たちが違
うのは斉藤さんには私たちの励ましがあることです」といわれ、この時はこの意味を良
く理解していませんでした。
カウンセリングでは私はかなりわがままを言い続けました。「時間がない」「覚えが
悪い」「すぐあきらめる」「それでも中国語が話せるようになるか」と顔の見えない相
手に散々なことを言い続けました。大木さんが常に言われたことは「レッスンの時に必
ず先生の中国語の音を録音して毎日30分聞いてください。疲れている時は15分でい
いです。絶対にいけないことは聞かないことです」「勉強するのがいやになったらメー
ルを下さい。skype で雑談をしましょう」
私が挫折しかけた時に大木さんと話しました。私の出張が長期に及ぶ時しばらく休み
たいと連絡したのです。そのころの私にはもう中国語を勉強する意欲が薄れてきていま
した。今思うとあの時休んでいたらそれで中国語の勉強をやめていただろうと思います。
大木さんから返って来た言葉は「病気でもないのになぜ休む、skype なら東莞から大連
の先生につなぐことができるのではないか。勉強を休んではいけません。東莞にしばら
くいるのならチャンスだから、現地の中国の方と今習ったことを恥ずかしがらないで話
なさい」と学習内容を変更してくださったのです。前に習ったことのある短くて簡単な
言葉の会話学習になったけれど、学習と実践をおり交ぜようと生きた中国語学習にして
くださったのです。学校に通い現地の方と話す、まるで留学の環境です。
私が中国語の聞き取り能力の進歩を感じ、その後の学習意欲に転機が訪れたのは実は
この時だったのです。今までは中国語を習っていても発音が悪かったので中国語で話す
勇気がなかったのです。何度も先生について練習した言葉を勇気をふるって工場の女子
事務員に話しかけるとなんと立派に通じたのでした。そして嬉しいことに相手が答えて
くれる中国語をクリアーに聞き取ることもできたのです。意味は頭の中で翻訳しなくて
もわかったようでした。中国語を本気で話そうと意識した初めての時に自信も一緒につ
いてきました。
私は東莞工場に赴任します。中国語の勉強はこのまま続けていこうと決心しています。
いくら中国に住んでいても勉強しない限り中国語は話せないと誰よりも知っているのは
私です。
大木さんに私が毎日中国語を聞いていないことは知られていました。でも大木さんは
私の背中を押してくださったのです。何でも途中であきらめる私の悪い性格を大木さん
はすでに見抜いており、優柔不断の私を大海に押し出したのです。
大木さんのお年は知りませんがかなりご年配のお方のようです。ビジネスを離れたと
ころまでご指導を頂いて感謝しています。インターネットという世界の中で、相手から
見えないことをいいことに、若気の至りで数々の失礼を重ねたことをこの自己紹介でお
詫びさせていただきます。
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